能・狂言

能・狂言

吉野は能発祥の地とされています。
日本最古の伝統芸能として、能は何世代にも渡ってその形を変える事なく伝わってきた世界の無形文化財でもあります。
能と狂言のルーツは奈良時代に中国から伝わった散楽という物真似芸が発達したものだとされています。室町時代には式楽と呼ばれるようになり、「能」「狂言」と呼ばれるようになったのは明治以降のことです。

能・狂言は武家の間で庇護を受け、発展した芸能です。
位の高い武士や侍が好み、武家社会の典礼用の正式な音楽として扱われたため、江戸時代の庶民がこうした芸能に触れる機会は少なかったようです。
また能・狂言の本来の観劇スタイルとは武士など位の高い人の前でプライベートに行われるのが一般的でした。

NEOLDでは敷地内に能楽堂を建設し、プライベートな空間でゲストの為だけに能・狂言を舞う、本来の能・狂言の在り方を追求いたしました。